柳家は「レジェンド食堂」
「柳家」は『レジェンド食堂』!!!!
西日本新聞・元旦の柳家記事の全容です。
手前味噌ですが、いい話で、泣けてきました。(T_T)。
商売するだれもがこう続けたい!!「げってん」という単語も紙面に(^_^;)
以下、1月1日の西日本新聞の記事です
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創業100年を超えてなお人々に愛され続ける飲食店がある。そんな九州各地の‘`レジェンド食道`を訪ねてみると、歴史の重みに裏付けされた自慢の味と、それを守り続ける店側と常連客らとの人生ドラマが、のれんの向こうで湯気を立てていた。
【柳家(大分・杵築)】
具材たっぷりのちゃんぽんがはこばれてきた。「ネギやニンジン、ピーマンは私が畑で作ったのよ」。店を切り盛りする城香代子さん(67)が胸を張る。野菜や魚介のうまみが溶けた鶏ガラスープの底にはギンナンの粒。秋に近くの山で1年分を拾い集め、丁寧に下処理したものだという。
取材中、4代目店主の寛さん(69)は調理場から顔を出そうとしない。「主人はげってん(大分弁でちょっと変わった頑固者)だから」と香代子さんが笑う。
白壁の町並みが美しい大分県杵築市の中心部。江戸時代に豪商が軒を連ねていたという富坂のてっぺんに店舗がある。創業1871(明治4年)木造2階の建屋は昭和初期のもの。当時は近くにあった遊郭の客らでにぎわった。
現在は、ちゃんぽんと肉厚のトンカツが人気だ。寛さんが儲けを度外視し、良いと思う食材を値が張っても市場で仕入れてくるのが香代子さんの悩みという。「やりくりが大変。結婚して四十数年、夫婦喧嘩の種でした。主人はお客さんに喜んでもらえれば、それで満足なの」
地域の実情を映し、客層も高齢化。現在、客の8割は主に高齢者からの出前注文だ。寛さんが市内一円、雨の日もミニバイクを走らせる。「これからもね、地域の人に愛される、知る人ぞ知る店でいいのよ」。香代子さんはようやく顔をを出した寛さんと笑いあった。
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他にも、九州のレジェンド食堂「福岡篠栗町・お食事処 港屋」「熊本・山本屋食堂」などがレジェンド食堂として記事になっています。
古い古い。と言っていた柳家。
そこだけ時間が止まっているかのような、現役の食堂ですが、
いつのまにか、レジェンド食堂になっていました(^u^)
「変わらない」って、実は難しいことなのかもしれません。